ホームページトップ

ハーブメニュー

花と緑の小さな図鑑INDEX





肥 料について


遅効性肥料
(ちこうせい)

油粕、骨粉、緑肥などの多くの有機肥料がこのタイプ。

微生物に分解されてから植物に吸収される。この為、肥料の効果が現れるまで時間を要する。

元肥や置肥に適する。
植え付ける2〜3週間前に肥料を土に混ぜ込み 準備。

緩効性肥料
(かんこうせい)

時間をかけて徐々に効果が出る。
肥料の効き目が長続きするので、追肥、置肥、元肥にされる。
水に溶けにくい成分を使用したものが多く、ゆっくりと長く持続する肥料。

化学肥料のマグアンプK、マグアンプFe、グリーンそだちEX(化成肥料)などの商品名。
土によく混ぜ込むだけ、置くだけの市販品。

植え付ける直前に元肥として使用できるので便利。

速効性肥料
(そっこうせい)

持続性はないが、与えると効果が現れる。
化学肥料、無機肥料、液体肥料、水溶性の肥料など。

花工場原液(住友化学園芸)、ハイポネックス原液などの商品名。


有機肥料

植物、動物、魚から作った肥料で主に元肥に利用される。
緑肥、堆肥(たいひ)、木灰、厩肥(きゅうひ)、鶏糞、牛糞、魚肥(魚粕、魚粉)、米ぬか、油かす、骨粉など。
化学肥料に比べ臭いがあるものが多く、やりすぎると害虫発生の原因になる。
遅効性肥料が多い。


植え付ける2〜3週間前に土に混ぜ込み準備する。

土に混ぜ込みすぐに植付け可能の有機肥料もある。
根に肥料が直接刷触れないように注意。

化学肥料

人造肥料、鉱物質肥料のこと。
無機物を主成分とし製造される肥料。
速効性のあるものが多い。

化学肥料各種、ハイポネックス、エードボール、マグアンプ、プロミックス、草木灰など。

臭いがなく、速効性があるものが多いので追肥に向く。
マグアンプなど元肥になる商品もある。


元肥(もとごえ)

基肥(きひ)=原肥(げんぴ)のこと。
作物の種まき、移植前、植え付けに施す肥料。

遅効性か緩効性が元肥(もとごえ) に適する。

化学肥料のマグアンプは、元肥として使用可能。
土に混ぜ込み、すぐに植え付け出来る肥料が便利。

有機肥料を使う場合、植え付け予定の2〜3週間前に土壌とよく混ぜて準備。


追肥(ついひ)

植え付け後、移植後、種まき後、作物の栽培途中で施す肥料。

速効性のある化学肥料各種、株の付近にバラまくタイプの肥料、液体肥料など。
薄めた液肥は7〜10日を目安に与える。

商品名では、ハイポネックス、エードボール、マグアンプ、プロミックス、草木灰など。

堆肥(たいひ)

積肥(つみごえ)、積み肥のこと。

落ち葉、わら、落葉、野草などを腐らせて作った有機肥料。

元肥として利用される。



厩肥(きゅうひ)


家畜の糞尿に敷き藁(わら)などをまぜて腐らせた肥料。
遅効性有機質に富む。=うまやごえ



寒肥(かんごえ)
春先の活動に備えて寒中に施す有機質肥料。寒肥やし。冬肥。


天然肥料

木灰、油かす、厩肥(きゅうひ)、堆肥(たいひ)など、天然物を用いる肥料。


苦土石灰(くどせっかい)


苦土と石灰を含む肥料のこと。
酸性が強い土を中和させる役割がある。

植付け予定の2〜3週間前に土と混ぜて準備。

すぐに使用できる商品も販売される。

緑肥(りょくひ)


葉茎を生のまま土に混ぜて耕し、肥料にする。

緑肥に向く植物。 緑肥(りょくひ)

コンフリー、タンジー、ヒマワリ、レンゲソウ、シロツメクサ、ヤロウ


■要素について■


チッソ(N)

葉茎の生長を助ける。

リン酸(P)

花、果実、根の生長を助ける。
開花には、リン酸が必要。

カリ(K)

根肥。
花、果実、球根を太らせ植物を丈夫にする。
暑さ寒さ、病虫害に抵抗力をつける。



活力剤、アンプル剤について


肥料ではない。
肥料と併用するのが理想的。










〜土について〜

培養土そのまま使えるように配合された土。

腐葉土 (弱酸性/保肥性がある)/落ち葉を発酵させた土。改良用土。

ピートモス
 (酸性/保肥性がある) /水ゴケなどを分解させた土。改良用土。

赤玉
 (弱酸性)/単独よりは、鹿沼土や培養土と混ぜて使用。基本用土。

鹿沼土 (酸性) /肥料分はほとんど含まない。基本用土。

黒土 (弱酸性/保水性がある) /通気性は劣る。基本用土。

川砂(砂) (保肥性はない)/多肉植物、サボテンなどに使用。

真砂土(山砂) (弱酸性)/単体より、ピートモス、腐葉土、堆肥などと混ぜて使用。

パーミキュライト (中性)/他の土と配合し、軽量のハンギング培養土にも向く。改良用土。

パーライト (中性/保肥性はない) /他の土と配合すると、軽量化。また通気性や排水性も向上する。改良用土。
真珠岩(太平洋)パーライトは、保水性の向上。




アルカリ土壌に改良する。

苦土石灰(くどせっかい)を使う場合。

種まき、移植予定の2〜3週間前に土壌を準備。
すぐに種まき、植え替えできる商品もある。

1m2(1平方メートル/1000cm2)あたり、100gの苦土石灰を土に混ぜ込む。 (目安)
育てる植物により、使用分量は異なる。

土の深さ、20〜30cmを目安に掘りおこし、混ぜ合わせる。
土壌pH数値や植物によって、掘り起こす深さは異なる。



剪定の目的

株の姿を整える。

風通しをよくする。

新芽の生長を促がす。

病害虫を予防する。

蒸れを予防する。



タッジーマッジー

土と肥料の割合について
鉢土の例。
6号鉢/直径18cmで、1株を育てる。

コンテナ
60cm×20cm×20cm
コンテナの底にネットを張り、鉢底石を2cmほどひく。
元肥が配合された市販の培養土を使うと、手軽。

地植え。

腐葉土ふた握り、緩効性肥料10g。
20〜30cm間隔。


チューリップの花







ホームページトップ

ハーブメニュー

花と緑の小さな図鑑INDEX






inserted by FC2 system