日比谷花壇






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好光性、嫌光性

覆土(ふくど)の目安は、種の直径の2倍〜3倍程度。

共通するものではないが、

好光性の種子は小さく、1〜2年草に多い。

嫌光性の種子は大きく、多年草に多いといわれる。


好光性
種に土をかけない〜薄くかける。
発芽する為に、たくさんの光が必要
嫌光性=好暗性
種をまいたらしっかりと土で覆う。
中間種
光の影響をさほど受けないと思われるもの。
種がむき出し、丸見えにならないようにする。
種が見えるか見えないかくらいの覆土をする。

種が土になじんだ状態で、土から光が通る。
アジョワン《セリ科》
アニス《セリ科》
アニスヒソップ《シソ科》
アンジェリカ《セリ科》
イタリアンパセリ《セリ科》
エンダイブ《キク科》
カブ《アブラナ科》
カラミント《シソ科》
キャットニップ《シソ科》
キャットミント《シソ科》
キャベツ《アブラナ科》
キャラウェイ《セリ科》
ゴボウ《キク科》
コリアンダー《セリ科》
シソ《シソ科》
シュンギク《キク科》
スペアミント《シソ科》
セロリ《セリ科》
タイム《シソ科》
タデ《タデ科》
チコリ《キク科》
チャービル《セリ科》
ディル《セリ科》
ニンジン《セリ科》
バジル《シソ科》
パセリ《セリ科》
パンジー《スミレ科》
ビオラ《スミレ科》
ペパーミント《シソ科》
ミツバ《セリ科》
セージ《シソ科》
レタス《キク科》
ルッコラ《アブラナ科》
レモンバーム《シソ科》
ワイルドストロベリー《バラ科》
《ウリ科》
カボチャ《ウリ科》
キンセンカ《キク科》
シクラメン《サクラソウ科》
スイートピー《マメ科》
チャイブ《ネギ科》
ナスタチウム《ノウゼンハレン科》
トウガラシ《ナス科》
ナス《ナス科》
ニゲラ《キンポウゲ科》
ネギ《ネギ科》
クレソン《アブラナ科》
ヒソップ《シソ科》
フェンネル《セリ科》
マスタード《アブラナ科》
ラベンダー《シソ科》
レンゲ《マメ科》
ローズマリー《シソ科》

ハーブの殖やし方育て方

種まきから発芽まで
〜seed sow〜

気温が低くても高くても発芽しません。
発芽適温を調べます。 下記参照。

植物によっては、芽出し、催芽を行う。
この場合はあらかじめ準備。
催芽(さいが)とは、 一昼夜ほど水や冷水に漬け、発芽させること。

(1)種が重ならないように蒔きます。
種の蒔き方は、下記参照。
すじ蒔き、ばら蒔き、点蒔きなどの方法。

細かい種の場合、少量の土と種を混ぜます。
ザルなどを使い、均等に蒔きます。


発芽するまで乾燥させないこと。
土の湿り気を保つには、透明のプラスチックやビニール、新聞紙などで覆う工夫もある。

(2)覆土(ふくど)。
種の上にかける土は多すぎると発芽しません。
目安は、種の直径の2倍〜3倍程度。
好光性、嫌光性を知っておくと理想的。

必要に応じて、新聞紙、ペットボトルで覆います。

(3)芽が出るまでは、一定の湿度に保ちます。
如雨露(じょうろ)、霧吹きを使用。

(4)間引き。

取り除く株。

小さいもの。大きすぎるもの。
葉色が薄い。
葉が変色しているもの。
葉が欠けてる。虫食い。
茎が細く弱々しいもの。
他より背が高いもの。
病害虫に侵されているもの。

ピンセット、ハサミを使うと便利。


(5)残す苗。

葉色が濃いもの。
茎がしっかりしていているもの。
丈夫そうなもの。

最終的に、
株と株の間に十分なスペースを確保。
苗の葉と葉が重ならない程度が、目安。

きちんと見極め、間引きして大きい苗を残します。

(6)移植、鉢上げもしくは、定植。
本葉の枚数が目安になる。
植物により、枚数は異なる。



発芽適温

気温 低温〜15〜20℃20℃前後 高温18〜28℃
植物名 アニスヒソップ
クレソン
シュンギク
タデ
ニゲラ
パセリ
ヒソップ
ミツバ
ラベンダー
レタス
アジョワン
アニス
イタリアンパセリ
エンダイブ

カラミント
キャットニップ
キャットミント
キャラウェイ
シソ
セロリ
タイム
チコリ
チャービル
チャイブ
ディル
ナスタチウム
フェンネル
ホウレンソウ
ルッコラ
レタス
レモンバーム
ローズマリー
ワイルドストロベリー
ウリ
カボチャ
ゴボウ
コリアンダー
スイートコーン
スペアミント
トマト
トウガラシ
トウモロコシ
ナス
バジル
ピーマン
ペパーミント
ミツバ
レンゲ




春蒔きに向く植物、秋蒔きに向く植物。


発芽適温がやや低いものは、秋まき。
暖かい季節に結実するものは、秋まき。
発芽適温がやや低いものは、秋まき。


暑さに強いものは、春まき。
耐寒性のない植ものは、春まき。

夏から秋にかけて開花するものは、春まき。
夏に収穫する野菜などは、春まき。

地域によって異なる。
頼りになるのが、種の袋。
購入した種袋の裏面を確認。
蒔き方、育て方、種まきスケジュールなど、詳しく記載されてます。

春まきspring 秋まきfall
アジョワン
アニス
カラミント
キャットニップ《秋も可》
クレソン
シソ
スペアミント《秋も可》
セロリ
タイム《秋も可》
タデ
チャービル
チャイブ
ディル《秋も可》
トウガラシ
ナスタチウム
バジル
パセリ《秋も可》
ヒソップ《秋も可》
フェンネル《秋も可》
ペパーミント《秋も可》
ミツバ
ラベンダー
レモンバーム《秋も可》
ローズマリー
ワイルドストロベリー《秋も可》
アニスヒソップ《春も可》
イタリアンパセリ《春も可》
エンダイブ
キャットミント
キャラウェイ《春も可》
コリアンダー《春も可》
シュンギク《春も可》
チコリ《春も可》
チャイブ
ディル《春も可》
ナスタチウム
ニゲラ
ミツバ
ルッコラ《春も可》
レンゲ





種の蒔き方。

点蒔き、すじ蒔き、ばら蒔き。
点まき

一定の間隔をあけて一ヶ所に2〜5粒まく。
中粒〜大粒の種に向くといわれる。
ばらまき
土全体、全面に均一まく。
中粒〜細かい種に向く。
ザルやふるいなどを用いると便利。
条まき/すじまき

適当な間隔をあけ、いくつかの浅い溝を作る。
この溝に種をまく。
葉もの野菜、根野菜、ミックスされた種などに向く。
アニス
コリアンダー
チャイブ
トウガラシ
ナスタチウム
ニゲラ
バジル《ばらまきも可》
ヒソップ
フェンネル
ラベンダー
アジョワン
イタリアンパセリ《点まきも可》
エンダイブ
カラミント
キャットニップ
キャットミント
キャラウェイ《点まきも可》
クレソン
シソ《点まき、すじまきも可》
ジャーマンカモマイル
スペアミント
セロリ《すじまきも可》
タイム
タデ
チャービル
チコリ
ディル
バジル《点まきも可》
パセリ《点まきも可》
ペパーミント
ミツバ《すじまきも可》
ルッコラ《すじまきも可》
レモンバーム
レンゲ
ローズマリー《点まきも可》
ワイルドストロベリー
コマツナ
シソ《ばらまきも可》
シュンギク《ばらまきも可》
セロリ《ばらまきも可》
ハツカダイコン
ホウレンソウ


すじまきの間引き
最終的に株間が一定なるように間引く。

密集した場所を2〜3回に分けて間引く。


点まきの間引き
2〜3回に分けて間引く。

3回目(本葉5〜6枚)で1本立ちさせる。



挿し木(芽)の方法

草花の挿し芽




●挿し穂、挿し枝を選ぶ●

花のついてない若い枝。

今年伸びた枝。

水揚げを良くする為に、水中で切る。

茎の切り口は、斜めに切る。



●挿し穂(挿し枝)の準備●

枝先に葉を2〜4枚残し、下部の葉は取り除く。

大きい葉の場合、葉を半分に切る。

挿し穂(挿し枝)は、1〜2時間ほど水に浸ける。(水あげ)

発根促進剤(メネデール、ルートンなど)を使用すると、発根率が上がる。


●水挿しの方法

挿し穂(挿し枝)を、数日〜数週間水に浸ける。

根の出る部分(茎の節)が、水に浸かっていること。

発根したら土に挿す。

●土に挿す●

新しい土、清潔な土、肥料を含まない土を用意。

挿し芽用の土もOK。

植物に適した土を使う。

鹿沼土(小玉か中玉)、赤玉(小玉か中玉)、パーミキュライトなど。

土に十分に水を含ませ、挿し穂(挿し枝)は斜めに挿す。

直射日光は避け、日陰で管理。

適度な湿り気を保ち、土が乾いたら灌水(かんすい)し管理。







移植、植え替え、定植

目的

新しい土に入れ替え、根の育成を促す。

生育環境の維持。

良い苗を選ぶ。

*下葉が充実したもの。

*新芽が出てる。

*ポット底から、根が出てない。

植替えのタイミング

植物の種類により、適正時期は異なる。

苗の状態

ポット底から、根が伸びてきたら植え替えの合図。

開花中は避け、咲き終わったら植替える。

枯れた根、葉茎、古い土は取り除く。

準備

定植する場所に穴を開ける。

鉢の場合、鉢底ネット、軽石を敷く。

ポット苗に水を注ぐ。

水を与えると、苗が抜きやすく、根崩れ防止になる。

鉢増し/ひと回り大きな鉢に植替える。
鉢替え/同じ大きさの鉢に植替える。


増やし方
株分け


株の更新とは。
年数が経つと、株は弱ります。
生育が鈍る、花つきが悪くなる、花が小さくなるなど。
植物の生長を促す作業が株の更新。

株の更新方法

剪定する。
植え替える。
株分け。
挿し芽。

更新の適期

株の更新は、3〜5年が目安。
鉢物は、1〜2年が目安。
更新適期は、生育状態や植物によって異なる。

花つきが悪くなった、花が小さくなった、大きくなったなども更新の目安。


株分け。

植え付け適期を確認する。
植物によって異なる。

(1)株を取り出し、根についてる余分な土を落とします。

(2)根茎を持ち、引き離します。
離れない時は、ハサミなどで切ります。

枝を4〜5本付けて、根を切る。
根に2つ以上の芽が付くように切る。







接ぎ木の方法


果樹、バラ、桃、ボタン、桜、梅、スイカ、胡瓜、トマトなど接ぎ木が可能。


接ぎ木の適期は、台木が活発に動き始める頃がよいといわれる。
植物によって適期は異なる。

同じ種類で品種の違うものを台木と穂木に選ぶ。
穂木は上部、台木は下部。

台木(だいぎ)は、土に植えたまま(根の張った)ものを用います。
台木は、芽の少ないもを用意。

穂木は、2〜3個ほど芽をつけた真っすぐ伸びた枝を用意。


中心から少しずれた部分にタテ(2〜3cm)に切り込みをいれます。
接ぎ木

台木(だいぎ)と穂木の切り口同士をぴったり密着させます。
合わさるように切り固定します。

接ぎ木用のテープを巻いたり、合わさった部分に土を入れて乾燥を防ぐ。








《コンパニオンプランツ》


共栄作物、共存作物。
生長に良い影響を与え合う植物。

相性のよい植物同士を近くに植える。
鉢を隣に置いて、育てる。



コンパニオンプランツの効果

植物を組み合わせて育て、病害虫の被害を減らす。
雑草被害を軽減する。
植物の生長を促す。
収穫量を増やす。

根拠のないものもある。
農家さんが活用されることもある。
どちらにしても、農薬ほどの効果は期待しないこと。


ハーブがコンパニオンプランツに選ばれる理由。
ハーブは強い香りを持つので、一緒に植えると病害虫の被害を軽減すると考えられています。


コンパニオンプランツの組み合わせのポイント


同じお手入れ、環境で育つ植物を選ぶ。
同じような性質の植物を選ぶと、管理も楽になる。


例えば。
日陰を好むハーブと植物を組み合わせる。
1年草ハーブと1年草の野菜を組み合わせる。
乾燥を好む植物を組み合わせる。
など。

草丈の高低差、根の深さ(張り方)など考慮すると、 バランス良く配置できます。


コンパニオンプランツとして組み合わせ出来るハーブ
他の植物と組み合わせ(寄せ植え)して、有効なハーブ

サザンウッド
シナモンバジル
ジョチュウギク
タンジー
タラゴン
パラマウントパセリ
ナスタチウム
フレンチマリーゴールド
フィーバーフュー
ポットマリーゴールド
ボリジ
チャービル
チャイブ
ジャーマンカモマイル
ヤロウ
ラベンダー


近くに植えた植物を元気にする。

ジャーマンカモマイル
ヤロウ



葉水(はみず)について。

霧吹きやじょうろで、葉茎に水を与える。

葉水(はみず)の効果。

湿気を嫌うハダニを予防します。
湿度を補い(湿度の調整)植物を守ります。


葉水(はみず)の留意点。

朝、夕の涼しい時間帯に行います。
花に水がかからないように注意。


手作り殺虫剤、防虫スプレー、ハーブで作る葉水

葉水として使う時は、水で薄めます。

まずは、ハーブの抽出液を作ります。

【材料】
湯/150〜160ml(フレッシュ、ドライ共通)

フレッシュハーブ使う場合/小さじ3杯程度(およそ15g)

ドライハーブを使う場合/小さじ1杯程度(およそ5g)
(生葉より、半分〜1/3のハーブ量)


【手順】

フレッシュハーブは洗って、キッチンペーパー等で軽く水気を取る。
ドライハーブは、細かくするか粉末にしておく。

鍋の中に分量の水とハーブを入れ、10分ほど浸け置く。

加熱させ、沸騰したら火を止める。
煮出してもかまいません。

フレッシュハーブは、蓋をして2〜3分ほど蒸らします。

ドライハーブは、蓋をして3〜5分ほど蒸らします。

室温まで冷まし、茶漉し(コーヒーフィルター等)で漉す。
噴霧器に移し替え使用する。
葉水として使う時は、水で薄めます。


防虫スプレーとして効果のあるハーブ


ゼラニウム
ペパーミント
ユーカリ
ラベンダー
レモングラス



手作り殺虫剤、防虫スプレー作る(無水エタノール、精製水使用)

空気消臭スプレーとしても使用可能。

【材料】
無水エタノール 10cc
エッセンシャルオイル 2cc
精製水又は、ミネラルウォーター 90cc


無水エタノール、精製水は、薬局で購入可能。

手作り殺虫剤、防虫スプレー作る
無水エタノール、精製水使用。


作り方

スプレー容器に、分量の材料を入れます。
蓋を閉めて、よく振り混ぜます。
精油は完全に水に溶けません。
使う度(使う前)に、よく振ってから使用。

【注意点】 家具や衣服にかかると、材質によってシミになることがある。




雑草対策

グランドカバーとして植える。

タイム
オレガノ
ジャーマンカモマイル
スィートマジョラム
ローマンカモマイル


黒色のフィルムで、土を覆う(マルチング)。
雑草防止シートの利用。
石張りする。







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